2013年01月12日

パラレルワールドの果て ~2種類のタイムトラベルと創発軸の融合~



タイムトラベルには2種類ある。ひとつは、おなじみの、時間差を利用したもの。もうひとつは、別のパラレルワールドに飛ぶこと、である。実は、後者に前者を組みあわせることで、右下がりだった創発軸のあのグラフを、水平にも右上がりにもできる。(横軸はポテンシャルの創発軸、縦軸は時代差。前者を使うことで、時代差を上向きに増大させることができる。)

1000年後の未来に行ってみよう。この世界(次元)の未来へ!ブラックホールの中心にワープ。ちょっと時間をつぶして、外にワープ。おお!地球が何もかも変っている!!これにより、あなたは、この世界の創発軸(時代差軸)をうーんと進んだことになる。〔この回では、時代差に時空間軸を併合している。厳密には、パラレルワールド同士の時代差は変わらないため、前記の上向きはあくまでも見かけ上、イメージとしていただいた方がいいかもしれない。本当は、奥(時空間軸)に1000年進む。AもBもOも。〕

1000年前の未来の過去に行ってみよう。今より1000年前の姿(時代差1000年)のパラレルワールドへ。おお!ちょうどブラックホールに行く前の私の西暦だ!これまた、地球はそのときと少しちがう!!あなたは、パラレルワールド間(ポテンシャル)の創発軸もうーんと進んでしまった!今日は、これを、永遠(無限)に行ったらどうなるのか…という話。

少しおさらいすると、より過去の未来(時代差軸の上方)の方が深度が大きく、ポテンシャルが少ない。逆に、より未来の過去(時代差軸の下方)の方は、深度が小さくなる分、ポテンシャルは大きくなる。(時間が経てば、前者のように深度になる。) つまり、現在で考えると、どのパラレルワールドも、深度とポテンシャルの合計価値は同一(パラレルワールド同士はひとつの世界としてつなげることもできる。) と言える。だが、未来で考えると、すべてのパラレルワールドは、時間が経過した分、創発(深度とポテンシャル)の合計価値は増大する。ひとつの世界で考えると、深度過多は、世界を老人化させ(前者のタイムトラベル)、パラレルワールドで考えると、潜在力[ポテンシャル]過多は、世界を胎児化させる(後者のタイムトラベル)。両方くみあわせると、バランスのいい青年(私達の時代の前後)を成長させ続けることができるわけだ。そう考えると、この、世界の青年時代に、大きな世界大戦を起こさせないことが鍵かもしれない。どれだけ進んでも汚染された若き戦場になってるのはイヤだもんね。

さぁ!本題に行こう。ドーンと1億年!!!人類生きてるだろうか…。わぁ、地球がないわ!どうしましょう!(以下想像…) 未来の過去に1億年。それをシステムに組み入れられたら、それを何百回でも何万回でも行う。きっとすごいことになる…。

そうやって、何百億年も創発軸をかけおりる。人はついに、コスモスの果てを見た。意識は時間の、創造のその果てを、内側に抱き入れた。[L/11]ウルトラヴァイオレットのその先に、私達が見る無限のホロン階層。今日もどこかで誰かが微笑む。――

現在、人は太陽をつくることに成功した。水素をヘリウムに核融合することに成功したのだ!きっと、果てを見てゆくと、現在、核融合発電が一般実用化している世界に逢うだろう。そういった未来。科者としては確かに見てみたい。

問題は、時間軸をさかのぼれないこと。(タイムトラベルの果ては、タイムサーフィン。) さらに、皆がこぞって果てへ行きはじめたら、ブラックホール中心部(宇宙船に技術があるならば、その空間)は、乗りもので埋めつくされる。(私達地球側からは、彼らの時間は凍りついて見える。) まがいものだとバカにしても案外前者のタイムトラベルの実用化の方が後だろう。私達が年老いる前に、どれだけの果てへ行けるのだろう?

(2013/1/12)


posted by とど at 20:39| とどのパラレルワールド | 更新情報をチェックする