とどのパラレルワールド

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「なるほど！」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「たぶん、敵は、アイツじゃない。 というか、確かな つて なんだけど、地震は、心配しなくても、いいらしいよ。」

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「そうみたいだね。 それより、地震のネタで、放映コミュニティすら 動かしている、何か 裏で働いている 力のようなもの が、恐いよ。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「なんかよく分からないけど、以前にも 同じようなことが あったんだよね。 たぶん、複数の、まだ無名の、アイツのような 占い師がいて、地震が起こる 信ぴょう性を、取っているんだ。」

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「特殊な、裏付けだよね。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「それを阻止するには、そうだね…。 彼らが、実は、明確な 安全ガイドライン すら 提示できない ハリボテであることを、暴露させられれば いいんだけど。」

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「世間は、まだまだ、触らぬ神に、たたりなし。 一応のところ、偶然にしても、占いが当たる 有名人を、批判できる 人なんて、そういない。 むしろ、彼のような者は、強大な 裏権力の前での、カモフラージュ。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「実際の大問題✦は、その大問題を隠すため✦ ってところ。」

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「とんだ、混沌からの秩序だ。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「というか、秩序をぶっ壊した 混沌でしょうが。」

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「どうすれば、皆に、その大問題✦を、発見させることが できるだろう。 その助けに できるのだろう。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「目に見えないからね。 でも、もし 地震が起こっても、逃げられなかった人々は、あの占い師に いい印象は 持たないと思うよ。 科学が解決するような カテゴリーに、予知占いを 持ってくることは、一種の ハードな 侵略だからね。 対策は、正しい方法で行い、もし起こったときは、愛が必要なんだ。 謙虚な、ね。」

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「それを示さずに、単純に、地震が起こるという 結果だけを ばらまく行為 は、それによって、連動して利益を得ることができる裏側が、存在するから。 実際は、本当に、すぐ起こるなんて、誰にも保証できないんだよ。 それでも 強硬に起こると主張するのは、それによって、ハードな占いを見ない 大多数の人々を 大切にしている 様々な集まり に、不利な圧力を、かけるため なのだろう。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「ひとつは、科学者だ。 ワクチンの研究から、耐震の建築まで、インターネットから 鉄道まで、そんなものは、予知占いの前では、地震によって すべて破壊される 弱くて、取るに足らないものだ、と示したい。」

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「それって、世界を ぶっ壊したい って 思っている奴らの 発想だよね。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「そして、直観というアートや、進化する結びつき という文化、これらの デリケートな流れを、粉々にしたい、と、思ってる。 それが ジャマだから、或いは 無視してしまえ、という。」

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「あの占い師✦は、もし、ちゃんとした モラルがあったならば、もっと、違う方法を とれたはずなんだ。 僕は、あの番組は、前から見ていたけど、実は、最初の頃は、ちょっと 応援していたんだよ。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「なんかそれって、やるせないよね。」

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「僕が思っているよりも、世界は複雑だ。 僕らの見ている次元は、灰色の大人たちが 見ている次元よりも、広くて、強烈な法則によって、動いている。 例えば、発達心理学と、占いは、ああいった 世間的な番組では、全く、結び付けられることがない。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「発達心理学が より深い真実の法則ならば、あの占い番組は、より嘘である、ということになるからね。」

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「それを認めたくなければ、深い真実を、否定して、地震さえ起これば、それが客観的な事実になるから、わたくし共の占いの意見にすぎないものこそが、揺るがぬ真実だ、ということに、できる、と思っている。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「実際には、できない。 そんな、あまいもんじゃない。」

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「今回は、ポップさんに、お願いがあって。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「何ですか？」

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「たぶん、次の晴れの週末、例の駅で、例の占い師が、また、ストリート占いすると思うんだ。 そのシーンに 立ち会ってほしい。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「明日から、しばらくは、雨なんだよね。」

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「そこで、なにやら、地震が 起こりそうだ。 でも、その辺りが めちゃくちゃになるという印象 は、一週間前に比べて、すごく 穏やかになった。 たぶん、もう、誰も、傷つかない。」


POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「そのことを、いっしょに、確かめてほしいんだね。」


わかった！

晴天の日の別れ。

その後、数日、雨が降り、週末、晴れの日が、やってきました。


例の占い師は、今日、この地で、地震が起こると、確信しています。

それでも、やってきたのは、なにか、狙いが、あるのです。

――――――

名のある✦しがない✦占い師「実は、今日、死相が出ている人が、居ます。 それは・・・。」


そのとき、集まっている人々の、顔が、こわばり、雰囲気が、詰まってしまいました。


ポップちゃんたちは、すでに、群衆の中に、スタンバイ済みです。

そして、占い師は、切り出します。


名のある✦しがない✦占い師「それは、わたくしでしたー(´◉◞౪◟◉)」


わわわわわーーーーーーーー

ざわざわーーーーーーーーー


意外過ぎる返答に、すでに、引き寄せられた、テレビカメラが、ガッチリ居ます。


名のある✦しがない✦占い師「しかーし。 私の占いは、絶対に外れることは、ありません！！ ――― それが私のモットーですから。 ――― ご存知の通り、番組内で、わたしは、生きて世界を変えていく、と言いました。 よって、わたしは、見事、この、死相を、克服して みせましょう。」


もちろん、地震が起こることは、皆に 伏せられているのです。

名のある✦しがない✦占い師「さぁ、みなさん。 私の占いによると、今日の私は、明るいうちに、建物の中に入ってはいけない、と出ています。 よって、ずっと、この広場に、居ることにしましょう。」

なにやら、新手のパフォーマンスが、始まりました。


そして、広場では、色々な人が、会話をしています。


あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「はじまったな。 こうやって、占いの信ぴょう性を持たせて、力を得る。 やがて、世界中のトレンドを牛耳ろうとしているんだ。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「たぶん、今日だけは、天候の分かりやすさも含めて、色々な占い師から、裏付けを取っている。 絶好の日和というわけだよ。」


もし、ここで、この占い師が、危険な目に遭ったら、彼は、本当に、未来を言い当てるパフォーマンスを 成功させたことになるでしょう。

すると、テレビカメラがスタンバる、この状況、 たとえ、この広場の人々が、どうなろうが、しかるべきプロモーションにより、世界に、大きな影響を与えるでしょう。

それも、黒く。

あたたかな☀ベンチでおひるね好きの人🌻「起きるよ。 何かが。」

POP✧POP❉レ[=オン]❀和(なごみ)∫統領☀「うん。」


４０分ほど 経った頃、皆の本能の中に、何かが、浮上しました。

それは、初期微動として、人々が捉えたものです。

近くの地震計が、初期微動の信号を、知らせます。

大きな地震が… ここで今、起こる寸前です？



✦

少々、戻って、占い師の頭の中を、見てみましょう。

名のある✦しがない✦占い師「ふふふふふ。 わたくしには、見えた。 私が、例の駅の広場に居て、周りには、ギャラリー。 大きな揺れと共に、周りは大混乱。 しかし、私は、無傷。 今まで、これほど くっきりと 見えたシーンは、１年前の 経済ショックの状況 くらいだ。 私の予知は、外れたことがない。 特に、この感じがしているときは。 誰がどうなろうが 知ったことですか！ ―― これこそが、最大のパフォーマンスチャンス！！　 ここで 投資しておくことで、私は、世界に名を売る、ギガ占い師と、なる。―― いや、神だ。 わたくしこそ、神なのだ。 今まで、世界中で、こういった方法を 取った輩が 居ないのは、嘆かわしいことですよ。 未来が見えていても、それが 当たらないんじゃないかと、びくびくしている輩、或いは、道徳などという、甘っちょろいことを 言っている者ども。―― 私は、逃げない。 たとえ 天に唾を吐こうとも、上り詰めてやろう。 軸の頂点に。 未来が 見えない者どもよ。 未来を活用できない者たちよ。 それは、お前らに 才能が無いから、悪い。 お前らは、天に選ばれなかっただけ。 そして、早い者勝ちなんだよ、この地位は。 最初に、予知能力を轟かせたものが、勝つ！！！！！――― そして、わたくしの本性は、誰にも分からない。 そのすべてを隠して、ヒーローとして、正しいことを この口で 語りまわってやろう。 わたくしこそが、弱き者の、味方だぁぁぁぁーーーー！！！！★彡」


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しかし、彼は、そのすべてを、隠しきれては、いないのでした。