2010年02月12日

タイムマシンとパラレルワールド

Ken Wilber 5 (AQAL) + parallelworld [L/9 model] ☆MORE☆ theory [12] IN JAPANESE

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とどのパラレルワールドカテゴリ
パラレルワールドとケン・ウィルバー、家庭教師ヒットマンREBORN、ジョン・タイターなどを統合してみました。



家庭教師(かてきょー)ヒットマンREBORN(リボーン)という作品に、10年バズーカというものがある。過去と未来の自分が5分間だけ入れ換わるのだ。が、それだけではなく、現在と10年後の世界は、ちょうど10年の間隔を保って、同じ時間を経過する。

未来や過去といえど、決して止まっているわけではない。
 
一般に、ドラえもんのようなタイムマシン世界観を保守的な見方とすると、ドラゴンボールをはじめとする、パラレルワールド的世界観が、現代から近未来的な見方である。(ドラゴンボールの解説はこちら)

ドラえもんの場合、未来と現在は2つではない。(未分化状態。) つまり、未来と現在(と過去)は連帯責任状態である。もしタイムマシンを使い過去に行ったとすると、タイムマシンを使う前から、未来にタイムマシンを使うことは決まっている

というより、未来はコロコロ変わる。現在の自分が起こした行動は未来に反映されるからだ。

もちろんこの世界観が正しくないわけではない。対象年齢を考えると、アンバー的な見方を強調している、ということである。

それに比べ、パラレルワールドとは、過去、現在、未来は独立、分化している。つまり、現在や過去や未来が複数(あるいは無限に)ある、というわけだ。

が、未来は現在の情報を持っている。ドラゴンボールでは、未来のトランクスは、悟空が病で死ぬことを知っている。特効薬によって悟空を救うが、20年後の悟空は依然帰らぬ人である。

この場合、未来は、過去を変えるだけでは魔法のようには変わらない。

が矛盾も残る。タイムマシンが存在する世界なのだから、はるか昔にその技術を持ってゆくこともできる。これはドラゴンボールの矛盾ではない! 本当のこの現代に照らしあわせたときの矛盾である。

この現実世界に合うように、今ここでこの2つの見方を統合してみようと思う。つまり、過去と現在、未来は繋がっていて、しかも独立している。ということを。

この世界は創発である。つまり、うんと昔は、現代が創発することは予測できない。具体的には全く不明なのだ。創発しなかったかもしれない。

そして現在、タイムマシンという技術は創発していない。空想の域を超えない。未来に発明されるかもしれない。だが、もし発明されるなら、現在に来るはず…。来ないのであれば発明はされなかったのか?

おそらく答えはノーである。発明されても、現在には来れないのである。なぜなら、現在はタイムマシンなんて創発していないのだから…。

なんだか、ただの屁理屈に聞こえる。

もう少し考えてみよう。創発というのが鍵である。この、未来に発明されたのなら、現在に来るはず!  これはまだドラえもん的見方である。〝未来に発明され〟というのは未来の話ではなく過去の話である。正確には、未来にそれが創発して初めて、過去にそれがあっと言える。現在まだタイムマシンは発明されていない。つまり未来への推測である。そう。〝タイムマシンが発明されのなら…〟と言うのは正しくない。そう言えるのは、本当に発明されてからなのだ。これが、創発である。つまり、創発されたものとは、過去と一切のかかわりを持たない。

ではタイムマシンで過去を変えるのは不可能なのか?こう考えてほしい。〝変えられた過去〟とは現在よりもさらに未来にある、と。

時間すらも、創発の対象になる、ということだ。今まで創発とは、時間の中で行われたが、創発が、その創発してきた時間そのものを創発しはじめる…としたら?

わざわざまわりくどく言っているわけではない。ただ、もう少しおつきあい願いたい。

現在、つまり今に意識を集中してみよう。考えてみれば不思議である。自分は選択することができるのだ。

人生とは選択である。そして選択とは、いくつかの人生をつくり出す。その中の1つを選び取るということなのだ。その他の世界は、仮想的に複数あることになる。これは現象学的で一人称的見方であり、社会・文化的見方でも多元的見方でもないが、この考えにより、人生とは無限にある。そして、もし、その無限の人生すべてをくじにすると、そのくじびきでこの世界を引き当てる確率は無に等しい。

つまり…今とは不思議である。ただ奇跡なのだ。宇宙がもう一度ゼロからやり直しても、二度とこの世界はできない。

パラレルワールドに戻る。パラレルワールドは、この現象学的見方を、三人称にまでさらに広げたものである。本人の空想の中だけにあるものではなく、人類共通の世界として。

そこで気付く。タイムマシン技術を悪用すると大変なことになるのではないか?原爆だけでも世界は消える。未来の創発は、現在よりも便利であればある程、悪用のスケールも大きい。多元的、統合的に言うと、創発したものはそれまでの世界に無かったものだから、悪用のしようも、活用のしようもなかった。

もし未来の原爆技術(に当たるもの)がタイムマシン技術ならば、その悪用とはどのようなものなのか?

ただ一つ言っておきたいのは、パラレルワールド(この世界については後で説明。)すべてに悪用そして進歩の手が広がる、ということ。

本題に入ろう。タイムマシンはできるかもしれない。現在、タイムマシンが来ないので、無いということになる。このドラえもん的運命論もちがう。(未来は決まっていない。)では、パラレルワールドは無数にありすぎて来ないのか?来れないのか?それも何かちがう。現在タイムマシンが無いのに、都合良くそんなものが来るのだろうか?まるで進歩をこの宇宙の外の誰かに任せるみたいで、今までとはちがう。

たぶん、自分達、この世界の人間がタイムマシンを発明しなければそれは起こらないのだ。しかも、今からタイムマシンを発明するまでに、無限のパラレルワールドが出来、発明にこぎつけるパラレルワールドはほんの1にぎりかもしれない。その辺は想像の領域だが、もし私たちこの世界がタイムマシンを発明したらどうなるのか?

つまり、船や飛行機、宇宙船など、世界中心的、地球的、惑星的に意識を高める乗り物が出来たように、タイムマシンという、パラレルワールド、つまり、無数に独立した多次元世界中心的な意識を高める乗り物が出来、社会や文化、人の生死や歴史、今まで文献や研究くらいでしか確かめようも無かったあらゆる分野の大革変が起こる。

少なくとも、ほぼ人類全員が今までに無かったような、進歩の恩恵を受ける。紙に書くのをワードで行えるようになるのと同じように、人生をこの世界以外で生きることが出来るようになるのかもしれない。

凶悪な犯罪者を特定の世界に送ったり、この世界で失われしものを求めて過去で生きる選択をしたり…と、今ではバーチャル技術としか思われないようなことが、パラレルワールドというキャンバスに描かれるようになる。これからずっと未来まで、自分が生きるにふさわしい世界で人生を選択することができるようになる。

知人との別れというのもある。知人どうしで別の世界に行くこともできる。まるで飛行機の便のように、亡くなった恋人が生きている世界に、行くのかもしれない。そしてそれがどういうことになるのかは誰にも分からない。

この世界にタイムマシンが来ないのは、まだそれが創発していないからだ。ならば、タイムマシンが来た世界は、それが創発していたことになる。現在でも、未来を含んだ現在とそうでない現在があることになる。

ここからが難しい。今の私達の見識では、現在は現在、過去は過去である。でももし、タイムマシンがやってきた現在があったなら、その現在は、この現在よりもはるか未来にある。これは信じることが難しい。ただ、タイムマシンが出来たら、事実として確認されるであろうことだ。そして、その現在はこの現在とは違っていく。ただ違っていくのではなく、この世界の文明の発展とはちがう発展をする。宇宙人が来ても同じことだ。惑星どうしで文明の異なる場合、宇宙中で最も文明の高い惑星に、それ以外のすべての惑星は文明を合わせて高めることができる。進化の矢の社会・文化的な側面は、宇宙人や未来人によっても加速しうる。

もしパラレルワールドがタイムマシンによって証明された場合、健全なスタンスは、全てのパラレルワールドは1つ1つがかけがえ無く、その中のひとりひとりがかけがえが無い。つまり生はこの地上62億人ではなく無限の世界に広がる。喜びも悲しみも苦しみも。ただ、未来人が過去から搾取することは難しいだろう。未来人にとっては過去に行くほど不便なのだから。

そして、この、人も自然も無限…とは、考え出すと気が狂いそうになるのではないか?だが、それが一般常識になると相変わらず人々は普通に生活しているだろう。多くの人は宇宙にも生態系にも62億人にも興味は無い。だが逆に、それが一部の人には、意識の成長を加速させる。タイムトラベルもそうだろう。

一方、病的なスタンスは、パラレルワールドのすべての人間、すべての生きとし生けるものは淘汰される運命にある…というようなものだ。世界が無数にあっても、そのひとつを米粒のようだ…というのは間違っている。むしろ、より、他の世界にとらわれないで生きていくべきなのだ。

人権と同じで、この世界以外の世界は、この世界と独立しているのだから、心配しすぎたりは無謀なのだ。ただ、過去の歴史で悲惨だった現実は、もう終わったと思っていたが、パラレルワールドを見た後は、それは現在行われている…という認識に変わるだろう。それを止める仕事もあるだろう。ただ、そこで一生を終えたい、という人以外はそういう生き方は望めない。むやみに歴史を変える必要は無い。そのうち宇宙ニュースやパラレルワールドニュースなんてあるかも。

パラレルワールドは現代の職業観にゆとりを持たらすだろう。もしこの世界以外に無数の世界があるのなら、この世界だけを良くしても限界がある。どの世界に生きていても大切な生き方を選ぼう! と。

そしてもし、違う世界に飛ぶなら、その世界は自分が知っている歴史世界とは全然ちがうかもしれない。(ちがわないかもしれないが。これは後に見る。)

さらに、天国や地獄という世界観は神話からパラレルワールドに昇華されるだろう。

ただ、一般に、ドラえもん的に、やはりタイムトラベルは希望に満ちているはずだ。それでしかできない経験や願いがたくさん詰まっているのだから。

これ以上むやみに詮索すると不安になりそうなので、このあたりでうち切る。タイムマシンは謎の多い存在である。次の話を深めて終わろうと思う。本題に入る。(前にも言ったけど。) ここからがおもしろい。


♢ 6次元パラレルワールド

ひも理論は10次元らしい。僕は6次元でいいと思う。

一般に、現在とは4次元である。(ドラえもんのそれとは異なる。) 3次元(空間)+1次元(時間)である。これが世界である。これにパラレルワールドを組み込むと5次元になる。

ちょっとふれておくと、3次元(空間)に加える1次元(時間)は無限大である。それと同じように、現在世界(4次元)にさらに1次元(パラレルワールド)を加えると、それも無限大になると述べておきたい。

現在世界が過去から未来まで、3次元(空間)を無限に存在させたものであるのと同じように、5次元パラレルワールドは、4次元(現在世界)を、時代差を持たせて無限に存在させたものである。

つまり、互いに独立した、様々の時代の現在である。過去~現在~未来(4次元)の線形空間ではなく、これら(4次元)のどの時代を取っても、それは同時に現在として存在するパラレル(5次元)ワールドである。

つまり、今現在しか無いのではなく、あらゆる現在が無数に存在し、独立しているということである。

そして これらは 4次元(現在世界)の過去と未来である。

もし、5次元タイムトラベルをするなら、そこはきっと、あなたの知っている世界の過去と未来である。にもかかわらず、今この世界にはタイムマシンがやって来ないし、未来は無数にあるがゆえ、誰もがタイムトラベルのお決まりの矛盾に納得しないだろう。そんなあなたは すでに 5次元パラレルワールドの世界観をお持ちだ。映画やアニメなどをくり返して見られる現代は、そもそも4次元世界を対象として見ているので それが5次元認識なのである。これを現在世界にあてはめると、映画やアニメは、本当に起こった、あるいは起こる、過去未来である。

ここから本当におもしろくなる。5次元パラレルワールドとは いわば、歴史が決して変わらない独立世界である。まだ前タイムトラベル的なのだ。私達がタイムトラベルすると出現する世界。それが6次元世界。本当のパラレルワールドである!


♢ 補足 ~5次元パラレルワールドの2次元(x,y)グラフ~

グラフにも種類がある。2次元グラフや3次元グラフである。(グラフの種類と、パラレルワールドの種類を混同しないように! )

・横軸に現在世界(4次元)、縦軸に時代差(+1次元)を取る。
y=0 を現代だとする。
y=10 は 10年後の未来である。

:(リボーンで)10年バズーカをランボが x=0(分)で使いました。大人ランボと子どもランボの存在をグラフにしなさい。(ただし、10年バズーカの効力は5分である。)

( ※ここでは、10年バズーカの6次元性については扱わない。)

:グラフ1。(大人ランボと子どもランボのグラフはひとつにしてある。)
☆ 答えのグラフは、y=0 , y=10 が、0≦x≦5 の範囲で入れかわる。
★ ちなみに、x軸は 時間ではなく、時空間である。

図a.jpg

応用として、ヴァリアー戦の20年後ランボも。使用時は、x=0 , x=3 (分)


~ ♢ ~

さて。今より未来、タイムマシンが完成し、タイムトラベルができるようになった。そこであなたは過去に行くことにする。

が、ふと疑問に思う。過去から最近までに、もし私達がタイムトラベルしたのなら、そのときタイムマシンはニュースで取り上げられていたはず。でも、完成まで、そんなニュースは無かった…。

疑問と期待を胸に過去へ。さてその人が見たものは!?

それは、すでにタイムマシンブームの世界である。しかし、私の時代の過去にはそんなことは無かった。一体全体これはどういうこと?

機長におそるおそる聞いてみると…。

機長:『あぁ、それはですね。この宇宙はパラレルワールドだからです。色んな過去があるんです! 』

『えっ!!?? 』

『あの!!?? 元の時代には帰れるんですか!? 』

このとき初めて、あなたはタイムトラベルの恐さを知った。

機長:『はい。大丈夫ですよ。… … … 』


~ ♢ ~

この後の機長の言葉は私にも分からない。ただひとつ言えることは、未来は変わることもあり、変わらないこともある、ということ。

この話に出てくるパラレルワールドとは 5次元パラレルワールドのことではなく、6次元パラレルワールドだ。

6次元パラレルワールドとは、5次元パラレルワールド群を無限に存在させたものである。自分の存在する世界群(5次元)とは別の世界群が無数にあるのである。タイムトラベルの話の人は、自分がいた5次元世界とは別の5次元世界に来たのだ。

タイムトラベルとは歴史を変えることである。あなたがタイムトラベルした時点で、タイムトラベルの対象世界(4次元)の歴史は多かれ少なかれ変わってしまう。だとすると、対象世界は、自分の知っている世界ではないことになる。もしそうだとすると、(なぜ過去にタイムマシンが来なかったのか?という)矛盾が出る。(あらゆる事象で矛盾が出る。)

そして、対象世界(4次元)が自分の知っている世界(歴史)ではないのなら、対象世界群(5次元)も同様、自分の知っている世界群では無い。もちろん、そちらのタイムトラベルしたことの無い人々は、そこの世界群を知っている。(そこの世界群しか知らない。)


~ ♢ ~

宇宙は無次元だと言われる。宇宙には時間が無いようなので。(正確には決まった時間が無い。) だから多次元を定義することで、近似的に宇宙に近づくことはできると思う。よって、次元の定義はある程度自由につけられる。今回、5次元目の定義が4次元の中におさめられるのではないか?という疑問が出たが、理解の方法だと思う。(5次元目と6次元目を逆にしても良い。5次元目とは、6次元パラレルワールドを時代無限に平行移動することである。)


~ ♢ ~

そして、対象世界が自分の知らない別の世界である以上、歴史は変わったのではなく、始めからこうだった、のである。これが6次元パラレルワールドだ。

では、歴史は、未来は変えられるのだろうか?

まず、6次元パラレルワールドをグラフにしてみよう。10年バズーカの前例に、z軸を加えた(x,y,z)3次元グラフの側面である、(z,y)2次元グラフ である。

y軸は同じで、z軸x軸だと思ってほしい。z軸はさっきとちがい、ヴァリエーションである。また、(x,y,z)3次元グラフと考えていただくと、点Ox軸を表し、手前から後ろの方向である。これは後に見る。

さて、さきほどのタイムトラベルをグラフにしてみたい。(グラフ2参照。) あなたは10年前に行ったのだとする。あなたの知る10年前は点O《y=0》である。あなたがタイムトラベルした世界は、点O《y=0》ではなかった。ちなみに、タイムトラベル前の現代をO´《y=10》とする。《 》の中は、(x,y)2次元グラフとして見たとき。

では、タイムトラベルした世界はどこなのか?これを、A《y=0に重なると表す。

ここで、Oはタイムトラベル前の5次元群(O群)を表す。O群(z=0)A群(z=A)である。

(y,z)グラフで、O群(y軸。Z=0 )から距離があればある程、その5次元群(y軸に平行。Z=a ……aは定数)O群とより歴史的に隔たりがある、ということになる。(とは言え、z軸に具体的な数値は付けない。現時点ではOAにとどめておこう。)

あなたは点Aで、かつて告白できなかった恋人に告白したとしよう。(おそらく過去の自分もいるのだが。)そしてその人は10年後のあなたの世界では亡くなっている。

歴史は、未来は変えられるのだろうか?

図b.jpg

① 10年後の元の世界に、恋人を連れずに戻る。
この場合、元の世界が変化することはない。(だが自分自身は十分に変化するだろう。)

② 10年後の元の世界に、恋人を連れて戻る。
本人が同意すればの話だが、当時の自分を惑わせることになる。

③ この世界Aに残る。
この場合、恋人の死因がはっきりしており、かつ、対策もあるのなら、未来は変えられる、と思われる。

・もちろん、②や③の場合、当時の自分に危害を加えないのが前程である。そういう法があるはずだ。もちろんAで当時の自分を殺しても、あなたは死なない。(物騒な話してごめんなさい!! )

歴史は、未来は変えられる。ただし、正しく変えるには、時を超えることの重みを知る必要がある。

グラフ2で、さらに、点Bをとる。Aからに帰らずに、AからBに行くとしたら?《BはO´・y=10 に重なるとする。BO´とは異なるAから10年後の世界で、B群に属する。

④ 新たな10年後の世界Bに行く。これは難問である。確かにAで変えるべきところは変えた。だが、Bと同じになっても、Aの10年後が必ずしもそうだとは限らない。

グラフ2で、A´( A ,O´)をとる。(グラフ3。) これはA群の、O´と同様の現代である。ただし、あなたは、これより10年後にしかの世界は経験できない。今すぐにタイムトラベルすることはできないのだ! これは6次元パラレルワールドの特徴である。

もし、O´(現代)からO (10年前)に行こうとすると、タイムトラベルのラグでAに行きつく。Aからに行こうとしても、ラグでBに行く。ただし、に戻ろうとすればAからはに戻れる。(グラフ3。)

図c.jpg

何の予備知識も無ければ、OとA 、A´とBは混同される。例の話で、OAは、歴史のちがいにより気付いたりした。

では、未来はどうだろう? A´とBはどうなのだろう?

図d.jpg

グラフ4は、新しく取ったO´, O, A である。Oを現代、O´はOの1000年後の未来、Aは、Oからタイムトラベルした1000年後の未来。もしAで、地球が滅亡していたとしよう。このとき人類はどうするだろうか? 私たちの1000年後は、Aと同じになるのだろうか? もしそうなら、大変なことになる。Aは幻ではなく、A群で現実である。それが人によるものかは分からないが そういう歴史あったことだけは認めなければならない。まずは地球を調査することから始めるのではないか? そこで、人の戦争なのか、パラレルワールド間での戦争だったのか、災害だったのか? 何らかのメッセージや技術図は? 今より昔ならともかく、より文明が発達したであろう時代であることを念頭に置く。

未来は変えられる。ただし決まっている。そして、自分達が存在する世界の結末は、知ることができない。

次はAから500年前。Oから500年後に相当する、Bに行くのではないだろうか? そこで地球が無事であれば、OBの交流が真剣に始まるだろう。

実際は、O群と歴史的に酷似している、複数の群(例えばA~E群)の世界(A~E)にタイムトラベルできる。同じ時代(例えばAF,G,H,Iが重なる。)に複数タイムスリップすることもできるはずだ。(ヴァリエーションのヴァリエーションとして7次元定義できる。邪道かもしれない。) (グラフ5)
図e.jpg

そして、地球はどれだけ広いかを考えると、少々歴史がズレても、まず、期待した知り合いが存在しない なんてことは無いだろう。同じだろう。ただし、それは、過去であって、未来は、逆になる。(こちら側が過去になる。)

また、同時代に行くこともできるだろう。パラレルワールドは無数にあるということを実感できるかもしれない。


~ ♢ ~

一般に、一番意味を持てるのは 自分が生きてきた世界である。他の世界ではない。友人や家族を置きざりにしてまで、他の世界の彼らに会いに行く必要はない。だが、死人を生きかえらせる、というのは、どこの世界でも無理でも、生きている人に会いにゆく、というのは可能だ。タイムマシンで過去に行き、大切な人に想いを伝える。〝未来を変えてほしい! 〟と。

~ ♢ ~

さて。ではどのようにしてタイムマシンを使うのだろう?

一般にはワームホールを使うようだ。大小色々な大きさのトンネルである。大型で、東京ドームのようなタイムマシン型宇宙船に乗り、5万人がタイムトラベルするなら 大きなワームホールが要る。比べ、2,3人乗りの小型宇宙船では小さなワームホールで良い。もしかしたら、この地上で、タイムスリップができるかもしれない。そして、ワームホールが繋がっていれば何度でもその間を行き来できるが、消せば、もう行き来は出来ないだろう。

問題は、ワームホールを長時間 つなげれば つなげるほど、歴史が変わってしまうことと、もしワームホールを消せば元の世界に帰れない可能性が高いことだ。旧石器時代などに行く人は そうとう リスクがある。

また、これまでは、ナチス、北朝鮮など、文明の軍事利用が地球内だけだったことに対し、タイムトラベル後は、中世や古代の支配者、近代の帝国主義者と、他パラレルワールドにまで広がる。今まではそういう時代が現代兵器を生むことがありえなかっただけに、細心の注意を要する。1000年後、地球が滅亡していたなら、原因はこれかもしれない。


~ ♢ ~

ここまで来ると、この世界、この、私達が今生きている世界すら、もしかしたら歴史が変わった世界かもしれない。遠い未来人が、嘆きの果てに、そっと手を貸していたのかもしれない。50年前だったのか、1000年前だったのか?

パラレルワールドは無限大だから、一度ワームホールを断つともう二度と未来人の介入は無いだろう。(それが良かったか悪かったかは断定できない。)

この世界は創発しているのだという。創発が加速しているのは、未来人が手を貸し続け、宇宙がくりかえしてきたからかもしれない。何の根拠もないが、もしそれが真実だったのなら、きっと未来の私達は、彼らと同じことをするはずだ。

(そして、一般に、文明が発達すればするほど人口も減る傾向にあるため ~増えたけど! ~ ゆるやかに地球が消滅するのかもしれない。いつかは。そしてタイムマシンでタイムスリップすることもできる。たぶん、今よりは文明の進んだ地球に。)


~ ♢ ~

嫌な過去は無くせない。これは現代でもパラレルワールドでも同じである。ただ私たちにできることは、1つでも多くの世界がより豊かになることだ。

また私はこの手の話の論文を読んでいない。ほとんどあてずっぽうだが、たたき台というか、一応 体系化しておこうと思った。創造物である。人によってはフィクションとして見ていただく方が良いであろう。

だが、仮定としてではあっても、現代科学は、時空間論に関心を向けてきた。どうしてもアニメ等になってくると、空想性が重視される。物理的に可能でも、やるだけ無謀なことはよくある。タイムスリップにも言える。後はそれが本当に不可能なのか?ということだろう。

最後に、ランボの10年バズーカの問題の3次元グラフを考えたい。6次元パラレルとして、グラフ6のようになるだろう。(グラフはx軸方向 から見たもの。)
※10年後の世界をA群。現代をO群
矢印の方向へ。左側から。

図f.jpg


♢ 6次元パラレルの進化 。

現代Oからタイムマシンで未来のAに行く。(グラフ4。) だが、1000年後の話でもそうだったように、Aから派生している限り、矛盾が残る。O´はOの未来である。

図d.jpg

6次元パラレルの特徴は、決して自分の世界(群)の未来は知ることができない。では、Aとは別世界なのか?一体どこから派生しているのか?

最初に創発の話をした。創発する時間そのものを創発しはじめる…と。実は、Aから派生したのではない。Aから派生したのである! (正確には、A →O →O´) 

これは重要である。世界群は創造されるのだ。(それでも創造された世界群は非時間的に存在が決まっている。)

グラフ7z軸創発(ヴァリエーション)としてみよう。

図g.jpg

z軸は世界群が創造された時間的な順序を示している。AOは同じ時空間(x軸)を共有しているわけだが、OよりもAの方が未来である。また、(x,y)グラフで見ると、線O´後ろ線Aがある。

そして、x=0でタイムマシンを使ったとすると、たとえO世界で使ったとしても、相対的にA世界から使ったことにもなる。タイムマシンとは二つの世界(次元)に穴を開けることだからだ。こう考えてほしい。A(未来)からO(現在)にタイムマシンを使った…。と。これは、Aの、O当時(現在の時刻に当たる。)よりもO(現在)の方がより未来であることを示している。(見かけとは逆である。)そこにこの話の鍵がある。

ドラゴンボールを例に取ろう。(x,y)グラフで、(y=0)は現代、(y=20)は20年後の未来である。未来から来たトランクスの世界である。今、(y=20)では、人造人間により地球は壊滅状態である。今(y=0)では、フリーザ親子が地球にやってくるところである。(y=0)(y=20)は同じペースで時間が流れ、その差は20年である。今、トランクスが(y=20)(y=0)をつないでやってきた。そしてフリーザ親子を倒した後、悟空に言う。〝あなたは心臓病で死にます〟と。特効薬を持って。(y=20)より、(y=0)の方が、現在(当時)で比べれば、有利である。そう。(y=0)(y=20)を含んだのである。(y=0)(y=20)の過去でありながら、(y=20)の今である。そして、(y=0)の方が(y=20)より、よりハッピーエンドになりうる。

グラフ7では、A(y=20) 、O(y=0)で、z軸(創発軸)的に、Aの方が過去にある。ならば、セルのいた23年後(本当は27年後?)の未来は、(仮にBとすると、) Aよりさらに左(過去)にある。ABを含み、Oは、ABを含む。(B⊂A⊂O) そうやって、世界はより高密度になってゆくものと思われる。

ある時トランクスは仲間に言われる。〝お前何のために過去に来たんだよ?〟そう。自分の世界(y=20)は決して変わらない。(悟空をつれていくならともかく。) だが、トランクスは言っていた。〝ですが、あんな未来なら…〟 彼が本当の意味でやさしかったから、現代は未来を含むことができた! そうやって つながっていく。宇宙は、つながっているんだ!


~ ♢ ~

創発とは不思議である。まるでそのことが将来起こるかのように… 決して決まっているわけではないはずなのに、その本質は決まっていたり、想像の域を超えているが、本当にワンダーである。


♢ 6次元パラレルの高度 。

私は、前の日記をここまで書き終えて、あることに気付いた。まるでこれは垂直的にインディゴの高度なのである。あまりにも情報が少ないので詳しくは分からないのだが、ターコイス(L8)のヴィジョン・ロジックとは、その、運命を自分で決める、という曇りの無い理性(大文字の理性)によって特徴付けられる。ウィルバーによると、ここまでが、合理的な範疇に入る。(第2層から、超言語的である、とは言われる。)

つまり、どんな運命であれ、自分の決めた道を自らの意志で選び取り、100%の精度で実行することである。

これまで(L7まで)は、やはり、社会・文化的な圧力や自分の感情的・知的欲求などに惑わされてしまう。が ターコイス(L8)にまでくると、そのすべてを理解(あるいは経験)しながら、その制限を超えていく力が備わる。(というか、L1からL7まででそれが備わっていき、L8でおそらく最高度になる。)

もちろん発達ラインごとに、ターコイス(L8)への適応度を調べる必要がある。一番分かりやすいのは、すべてに先行する認知のラインか、比較のしやすい道徳(段階)のラインが良い。

もし認知がターコイス(L8)にあるなら、実際の行動をそれに合わせるのはものすごく大変である。他の発達ラインは多分ターコイス(L8)に無いからだ。(L5~L7くらいだと思われる。) やはり、完全に自分に正直とは行かないのではないか? もちろんある分野でそれをやってのける人はいる。それは、そのラインでその人の高度はターコイス(L8)なのである。

だが、それ以上の高度(インディゴ・L9~)になると、私も首をかしげてきた。良く分からないのが現状であった。(ウィルバーは、ウルトラヴァイオレット・L11まで指摘している。)

そして今回、このパラレルワールド理論(仮説)を正直に(現象学的に)立ててみて、自分自身の意識がなにやら今までに無い輝きを放ちはじめた。

(一般に、ヴィジョン・ロジック、すなわち光明論理とは、無数のデータを時間をかけて統合した後、そのシンプルな結果から、今までに無かった何かすばらしいものをパッと直感することである。逆に高次の直感は、その後に論理を構築する。)

この直覚は、そんなに長く続かないが、単なる変性意識状態では無い。一度現れると、その深みは二度と無くならない。つまり垂直的な成長なのだ。

ヴィジョン・ロジックはそのことを良く現している。(私の場合はデータの多くは現象学的経験だが。) 持っているデータを注意深く長時間観察し、長い時間を経てしか経験できない直感だからである。

今回の6次元パラレルワールド論も、このヴィジョン・ロジックによって出来た。だから、その後に起こった感じは決して水平的な状態だけではない。(もちろん多くは状態だが。)なんだか(軽くだが)人生が二度と同じではなくなったような気がする。(だとすると こういうことに気付けたことが重要なのだろう。昔の自分ならドラゴンボールなどを見てもここまでは分からなかった。)

このような状態の中、ふと思った。客観的には、地球市民社会がターコイス(L8)の社会構造であり、私達の常識すべてを使い切って(理性で)理解できる構造の上限である。ならば今やまだ理性の範疇では常識とされておらず、しかもヴィジョン・ロジックを使って導き出された世界ならば、それが次の構造(インディゴ・L9)の手がかりになるのではないか?もしかすると、この、パラレルワールド群すべての世界にまで広げた宇宙中心主義が、インディゴの科学、インディゴの道徳、そしてインディゴのすべての発達・構造に対応するのではないか?(まだ 世界は丸い地球の上にある、とされていなかった頃、世界は丸い地球で、飛行機が存在する…と未来を予測するのと似ている。)

合理的な科学力によって初めて 世界は丸い地球だと知る乗り物が出来たように、超合理的な科学、つまり、未来の科学によってしか、知ることのできない構造と、その乗り物があるのではないか? 話をおもしろく(?)するために、私はあえてこれをインディゴの(L9の)文明と呼びたい。


♢ 水平的なタイムトラベル

さて。この世界は不思議である。病院で寝たきりの人が、同じ病院のちがう部屋で起こっていた事を言い当てたり、臨死体験時に空間を越えて遠く離れているはずの家族の会話を聴いたり、1ヶ月後の予知夢を見たりする。

これらは一体何なのであろうか?ひとつ確か…というか、共通することは、意識が肉体の世界とはちがう世界の一端をかいま見ており、それは現実と関わりがある…ということである。

私はふと考えた。人が共通して持っている、この、肉体とは直接かかわりの無い世界をかいま見る技術とは何なのか?それ無くしては生きていられないような、重要なものは…。もしそれがあれば、これらのできごとは、もはや幻などではない。そして、それはごく身近にある。夢である。

私は、つい最近まで、夢とは記憶の産物みたいなものだろう?と思っていた。だが、ある 大胆(というか、無謀な)仮説を立てられることに気付いた。それは、夢に出てくる世界は、パラレルワールドなのではないか?というものだ。

夢とは不思議である。ただ眠っているだけ(体を横たえているだけ)なのに、私はここにはいない。そして、どこか、知っているような知らないような、ものすごくリアリティのある世界にいる。しかもそれだけではない。夢は、自分の願いに答えてくれる。告白できなかった恋人と再び話していたり、成りたかったものになっていたり、いつもの自分とちがった自分でいられたりするのだ。これは、発想を変えてみると、タイムトラベルそのものではないか!? 

もちろん、いきなり行きすぎるつもりは無い。ポイントは、タイムトラベル(6次元パラレルワールド)を現象学化(1人称の内面の3人称化。3p×1p×3p 。)するとどうなるのか?ということだ。(もともと私はここから入った。)

そして、垂直的な定義(Lで表される)は、4象限やラインのインディゴ(L9)として、内面も含み記述できる(可能性がある)ことはすでに見た。後は、水平的な定義(意識の状態‐段階)である。正確には、水平と垂直の総合の、インディゴ(L9)での神秘主義のアウトライン(深層構造)である。

特に、インディゴの神聖神秘主義(L/9 , S/s)がこれに当たる。インディゴのサトルボディは、パラレルワールドを意識・理解し、包含し、統合する。

瞑想(水平的な意識の状態を強化する、古来から存在した技術。現象学的状態。)は、平均して、2段階の垂直的な発達を示す。そして、瞑想の目標のひとつは、夢見時に意識を保てるようになることである。つまり、夢は人類に創造力を与えるのだ。(正確には私達が夢から創造力を持って帰ってくる。)さらに言うと、夢は、この世界の創発に多大な影響を及ぼし続ける! ということ。これは重要なポイントである。再度触れたい。

なぜなら、現代の文明は、垂直的な発達で、L5~L7(重心はL6のグリーン。情報技術。)の人々によって発展したからである。瞑想の現象学によれば、瞑想とは単なる技術では無い。それは、個人の、深い願いなど、確かな動機によって加速しうる、個性的な技術である。(というより、過去の現象学が含んでいない現代の構造を含めると、後‐個性的な現象学となる。) ただ夢を見るのではなく 1人1人ちがった視点で夢から学ぶ(あるいは夢に生きる。)必要があるのである。

ただ、ここでも夢を絶対視するつもりは無い。夢はきっかけに過ぎない。むしろ、覚醒してから、粗大領域(社会)において、無意識にでも、その効果が反映されていることが重要なのである。

現代は、皆、睡眠が浅い。(というより睡眠時間が短い。) もし、眠りの重要性に気付き、自分なりに現象学を打ち出せば、人生はゆるやかになることだろう。

ここまでは、夢と創発の関係性について瞑想を取りあげた。ここからは、創発とパラレルワールドの関係に発展させたい。

~ ♢ ~

夢の世界は本当にパラレルワールドなのだろうか?最初の例で、夢は現実世界と何のかかわりも無いわけでは無い(例も多い)ことが分かった。これまで超常現象として隅に追いやられてきたこれらを、6次元パラレルワールド(L9)の世界観から記述してみたい。

既視感(デジャヴ)というものがある。これは、予知夢の一種と言われる説もあるが、一般には、この瞬間に一瞬で感じるものである。

たぶん、永遠を一瞬で感じるのだ。私もよく感じる。(最も、そんな大げさなものではない。こんなこと前にもあったような… というものだ。)

デジャヴをインディゴ(L9)の世界観で説明するときは、5次元パラレルワールドが適切だと思われる。5次元パラレルとは、今現在をはじめ、過去から未来までの、あらゆるが存在する、世界群である。デジャヴとは、この5次元パラレル(私達の世界群)を、直接認識している為ではないか?と考えられる。例えば、今より、未来の世界のあなたは、今、この瞬間を経験した

デジャヴとは、〝経験する〟と同時に〝経験したことがある〟と感じることであるため、5次元パラレルを直接認識するものと思われる。

そうだとすると、今の自分と未来の自分の意識は(現象学的に)呼応している(共鳴している)ことになる。

これを夢に応用してみる。あなたは予知夢を見ている。(これは、現実でそれが起こるまで、予知夢とは認識されない。) それが、1ヶ月後に起こるのだとしよう。

あなたは今、この瞬間、1ヶ月後の未来の世界にいる。いるのはあなたの意識である。(この場合、意識がある、意識が向けられている、と言った方が適切だろう。)

あなたの意識は、デジャヴの話のように、未来の世界のあなたと呼応(共鳴)している。まるで未来のあなたは今の自分のように感じる。意識はもはや2つではない。そして、あなたは1ヶ月後の 今、この瞬間を生きるのである。

夢で意識を保つのは難しい。もしできたとしても、いつもではない。普通、夢とは、不安定なものである。夢の世界は、壊れやすい と感じる。だが、本当は、あなたのいたその世界は全く壊れておらず、あなたの意識が消えていっただけかもしれないのである!

この話は6次元パラレルで記述した方が適切だろう。もし5次元パラレルだとすると、あなたの見た事、感じた事は 1ヶ月後 必ず起こらなければならない。(逆に言うと、5次元パラレルしか仮定しなければ、回避することができた予知夢は予知夢で無かったことになる。)

あなたは、別の5次元群の未来(そしてほぼこの世界と変わらない未来)にタイムトラベルしたのである。あなたは、パラレルワールドを確認したのだ!!!

もしこれを科学的に証明する場合、偶発的に起こるであろう、(L/9)の高度の未来のタイムトラベラーのある証言が重要になる。

〝あっ! 今この瞬間に起こったこと、夢で見た! 〟

このような経験をした人の証言である。

彼は、3日前にその夢(予知夢)を見た。そして、1日前に、今から2日前の過去に行った。

図h.jpg

グラフ8で、bでは起こらなかったことが、b´では起こっている。これは予知夢を回避した結果である。ただし、彼がbで予知夢を回避した場合、b´でもほぼ回避しているはずだから、第3者として、過去の世界の方の自分がいないときに客観的にそれを目撃するときに限る。

例えば、あなたの見た夢は、特定の場所で数人からいじめられる夢だったとする。時間も覚えている場合、あまりにリアルな夢だったがため、気になって行ってみると、本当に数人が待ちかまえていた!

この場合、過去に来る前のあなたは確かにこれを回避したので、夢で、タイムトラベル(1日後の未来)と同じ効果が起こったのは確かだ。(ただし、グラフは昼と夜の区別を無くして簡単にしている。お望みならば、bとb´を少しズラすと良い。)

もし1日後の未来に行き、その世界のあなたがいじめを受けていたなら、これは証明される。ただし、あなたが行く〝1日後未来〟は夢で見た〝1日後未来〟とは別次元(群)で、今のあなたと同じように〝回避していた〟可能性が高い。(これはあまり良い例ではない。だがパラレルワールドとはそういうものだ。どこの世界群か特定するのは不可能なのである。)

しかも、これほど印象ある夢なら、現代でその人物達に当たってみる方が早い。

(この話は思考実験ということにしていただきたい。)

ここで思うのは、当たらない予知夢が多ければ多いほど、人類の歴史は進化してきたのではないか?ということが6次元的に言える。(良い予知夢は逆。)

要約すると、予知夢が無い(か覚えていない)→事が起こってから、それを予知夢と知る。(なんとなく思い出す。)→予知夢に意識を保ち、最終的に回避する。(良い予知夢は成就)

この流れが、パラレルワールドの歴史で現象学的に起こっているのではないだろうか? これを、予知夢のマスターと呼ぶ。

同時に、これは、夢の強化である。つまりは、瞑想の、意識の強化である。

ちなみに、良いものでも悪いものでも、予知夢をマスターした後は、どうなるのだろう?デジャヴになるのではないだろうか?

もしかしたら、デジャヴが多いほど、あなたは予知夢をマスターし、6次元的に進化してきたのかもしれない。

ただし、この場合、予知夢マスター後は、予知夢独特の印象が消えてしまうと考える。(でないと、覚えているはずだからだ。)

なお、デジャヴは悪い場面で起こることもあるだろう。予知夢マスターが微細(サトル)の強化なら、デジャヴは元因(コーザル)の強化だと考えられる。(なぜなら、夢と現実、次元と次元の間にギャップが無いからである。)この場合、デジャヴは7次元的かもしれない。

もしあなたが苦い思い出を引きずっているなら、今、どこかの未来(の過去)でそのことに関する予知夢を見ているのかも。

また、デジャヴは、予知夢と似た感じがし、予知夢より軽い。(そして高揚する。) デジャヴが予知夢を含んだ高位ホロンだとすると、夢の無い眠りで意識を保っているときと同じ感じがするのかもしれない。(落ち着く。)

とは言え、私はそこまでの状態‐段階を保てない。もしこの仮説が正しかったとすると、予知夢を見せているのは自分の微細体、デジャヴを見せているのは自分の元因体で、本人はこれらと意識的に同一化していなくても良い。

そして、意識的に同一化し始めたとき、あなたは現象学的にパラレルワールドの扉を開く。


~ ♢ ~

私はこれまででデジャヴを2パターンに仮定した。5次元的と7次元的である。前者は6次元パラレルを含まず、自然神秘主義(粗大神秘主義。微細の、神聖神秘主義を含まない。)に分類される。後者は、6次元パラレルの歴史で、予知夢とは別に起こる(必ずしも予知夢を見るわけではない)可能性がある。(元因が含む微細と、微細そのものは、現象学的に異なる。)

なんだか当てずっぽうで申し訳ないが、もう少しお付き合いいただきたい。

私は今恐ろしいことを仮定した。自然神秘主義(粗大世界)は5次元。神聖神秘主義(微細世界)は6次元、そして、無形神秘主義(元因世界)は7次元である…と。まてよ!? ついさっきまで、インディゴ(L9)の世界観、つまり、6次元パラレルの世界観での神秘主義(粗大~非二元の4つ)を記述しようとしていたのに…。

だとすると、統合神秘主義(非二元世界)は8次元である。ひも理論の10次元にだいぶ近づいた(汗)。

今、7次元以降を定義するのはまずい。(垂直的には定義しない。ただし、水平的・現象学的には、6次元パラレルを微細世界だとすれば、粗大世界は微細世界を含まず、微細世界は元因世界を含まないので、そのように定義することができる。)

なぜかというと、次元はホロンではないと考えられる。(というより、物理的に、次元は、低次ホロンが決まれば高次ホロンも決まる。同時生起するホロンである。)

あるいは、4象限を記述(生起)することができる、紙のようなものと言えるかもしれない。(進化を本に例えると。)

たぶん、後‐ヴィジョン・ロジックに当たる世界観は、多次元的である。(L9~)

インディゴ(L9)の世界観から、各神秘主義を現象学的に記述すると…。

・自然神秘主義(L/9,S/g)…今生きている世界は、5次元的に運命は決まっている。5次元的とは、4次元的な、人の実存的な意志(L/8)が100%自由に存在すること(不確定性)を包含している。4次元であるこの世界では、実存的に人は自由だが、選び取れる歴史は1つの時間軸に1種類である。私達は最大限の自由の下に生き、しかも、人生は決して火花のようでは無い。6次元的に、私達はタイムトラベルし、私達の未来は新たに、新たに創発してゆくのだ。私が死んでも、あの愛し、愛された日々は今ここで(6次元パラレルワールドで)起こっているのだ! より洗練されて。

・神聖神秘主義(L/9,S/s)…私達は夢を見る。夢とはタイムトラベルだ! 私達はこれまで、ずっとずっと、6次元的に創発してきた。私達のいるこの5次元群も、そのうちの1つだ。その流れの中にあるのだ。私達は アンモナイトだった。私は今 アンモナイトになっている。この間、私はナチズムの強制収容所にいた。あんな歴史をくり返してはいけない。私は泣いた。それは今まさに起こっていることだからだ。私は未来の世界にも訪れる。それは、6次元的に過去の未来ではある。私達は、この、過去の未来の先人達を超えてゆかねばならない。未来は、現代より、文明が発達していた。私はワクワクする。それは近いうちに、この世界でも創られるだろう。過去とは今である。今この瞬間なのだ! 私達は過去の歴史を変えることはできない。過去の未来の歴史も変えることができないのだ。でも、未来の過去の未来は変えることができる! そして、すべては6次元的に確定している。私達ができることは…そう…ただ今までと同じように、そしてより強く、真剣に生きること! 一生懸命に生きること。

・無形神秘主義(L/9,S/c)…私の中に宇宙がある。宇宙は様々な形をとる。時には空想と記憶が夢という宇宙の中に生起する。時には、歴史がそこに生起する。私の知らない未来の歴史…それは私が、今、ここで知っているものだ。私はすべてを知らない。ただ、私という宇宙は 無‐時間 であり、歴史は永遠に悪夢なのでは無い。時間とは、私という、制限された粗大意識がつくり出す幻である。すべてはただひとつ。恐れることは何も無い。

・非二元神秘主義(L/9,S/nd)…パラレルワールド。なる程。それは僕を混乱させた。眠って、朝起きて、僕は考えた。小鳥のさえずり、シャワーの暖かさ。ただ好きな人とずっと一緒にいたい。僕はこの世界がひとつでないことを知っている。それはすべてがありのまま ひとつだから。別に、多くを望んでいるわけでは無い。ただ…少し世界に嫉妬している。大好きな人に、今日は告白しに行こうかなぁ…。


~ ♢ ~

現在では、ティール(L/7)の技術が創発しようとしている段階である。私は、タイムトラベルに対応する技術をインディゴ(L/9)として位置付けた。

なぜなら、実存的世界観(内面的な L/8)に、パラレルワールドの世界観が無いためである。

一般に、(L6~L8)の世界観はポストモダンと呼ばれている。これは、論理性でヴィジョン・ロジック、道徳段階で世界市民的、技術的には情報社会を示す。(L6~L8)を1つの層と見なすことも出来る。

アニメなどでは、ポストモダン(情報。L7くらいだと考えられる。)の近未来的世界観にタイムマシンが登場したりする。が、登場人物達はパラレルワールドの世界観をほとんど認識していない。文明とは、まず内面から創発し、社会化されてゆく。そのため、ある程度文化的な認識が無いと、研究が行われるのも難しいだろう。(その辺の、フィクション作品……つまり芸術作品……との差異を考慮しながら、タイムトラベル技術を位置付けすると…)やはり、インディゴ(L9)くらいの技術になるのではないだろうか?(要は、社会がその技術を必要としない限り、それは広がらず、タイムトラベルに必要な前段階の、文化としてすでに広がった技術…L/7,L/8…があることも前程である。)

ウィルバー5によると、ターコイス(L/8)は、ひも理論(10次元)を理解し、五人称的視点に立つことができる構造‐段階である。次の、インディゴ(L/9)は、超‐グローバルで、六人称的視点に立つことができる構造‐段階である。五人称的視点(L/8)とは、惑星的(地球的)であり、大文字の生態系が理解される高度である。六人称的視点(L/9)とは、超惑星的(宇宙的な意識の始まり)であり、宇宙が私達の社会構造に組み込まれる最初の高度である。もし、宇宙がパラレルワールドであるなら、この時点で、六人称的視点とは、パラレルワールド宇宙中心的な視点である。

ウィルバー5では ヴァイオレット(L/10)の世界観も記述されている。ここでの(L/10)とは、超次元的社会理念を持った、七人称的視点である。

五人称的視点(L/8)は惑星ホロン階層、七人称的視点(L/10)は無限のホロン階層にまで、範囲が広がる。この途上にタイムトラベル的な、パラレルワールドの世界観(視点)があるとすると、六人称的視点(L/9)は、様々な次元の世界を社会に組み込み、七人称的視点(L/10)は、次元の創発原理を社会に組み込む。七人称的視点(L/10)は、後‐タイムトラベル的であり、六人称的社会(L/9)が歴史を変えようとするのに対して、歴史そのものを見守っていくと考えられる。

パラレルワールド的世界(L/9)が視点に組み込まれた時点で、この世界は対象(視点)になる。絶対的なものでは無くなるのだ。

例えば、私達の次元の社会では、もう存在していない人でも、別の次元の社会では存在しているのだという事をリアルに感じる、ということである。

今で言う、生き別れた家族、みたいなものである。(この場合、別れたのは、空間ではなく、時空間である。)

六人称的社会(L/9)では、別次元に存在する恋人にプロポーズしたりする風潮が生まれるだろう。七人称的社会(L/10)では、そういう現象は、宇宙の創発に対して失礼で、あまり意味の無い行為だと見なされるだろう。別次元の恋人を、友達として慕うような、より軽やかな多次元的交流が求められる。(L/9)に比べて、タイムトラベル技術の日常性はさらに深まっているに違いない。


~ ♢ ~

夢を見ていると、宇宙の意識が流れ、私達の心と出会うことができる。これは、宇宙の、つまり 私達の歴史である。それは、今よりも昔の時代かもしれないし、今よりも新しい時代かもしれない。とにかく、私達という宇宙が持っている 今そのものだ。

現代では、過去と未来は、心理学的に自分の内面(記憶)に今現在ある、とされる。(催眠療法的な、L9から見ると古典的な世界観で、だいたいL5である。) これは創発とは関係が無い。4次元的な視点である。近代以前(プレモダン)では、今以外は無い、と言われていた。3次元的視点である。(これは、前‐時間的で、空間的なためである。) 前者(4次元的視点)は合理的視点、後者(3次元的視点)は、前合理的視点であることに御注目いただきたい。これらは超合理的視点では無い。そして、5次元的視点(実存的、統合的な合理的視点。ポストモダニズム)を通過し、6次元的視点(パラレルワールド的・宇宙的視点)になってゆく中で、超合理的な視点としての、時空間観が生まれる。

宇宙は歴史を語る。私達はずっと昔から、多次元宇宙と交信してきた。そして、今まさに起こっている、創造のひらめきを時空を越えて体験し、私達のこの世界での、創発のポテンシャルを充満させてゆく。

もし私達がタイムマシンで、遠い遠い未来の世界に行けば、その世界の歴史がより遅く展開していることに気付くだろう。私達は、彼らの歴史の上に築かれたのである。

一方、私達がタイムマシンで過去に行けば行く程、その世界の歴史は、より早く展開してゆく。

なぜなら、私達がその世界の未来を変えてゆくからである。

私達が、農耕社会、産業社会、情報社会を、これ程早く抜けることが出来たのは私達だけの力ではない。これまで創発した宇宙の総体が私達を導き続けていたのだ。私達は、その上に、自分達の意志で新たな歴史を刻んでゆくのだ。


♢ 超常現象の6次元パラレル適応 。

テレビで、取り憑きを見たことは無いだろうか? 霊能者が悪魔払いをするのである。

この現象にはいくつか不可解な点がある。私が知っている例では霊能者はキリスト教文化圏の人間だった。取り憑かれたという患者は、悪魔払いの間、多重人格症のようになり、精神病質的な人間の人格が表れたように見えた。彼らは自ら、キリスト教に関する人物を名乗り、名前を言い当てると消えていったという。

私がまっ先に考えたのは、もし霊能者がキリスト教とは無縁の人間だったら一体どうなっていたのか?ほかの名前を言い当てていたのか?

まるでお互いにキリスト教の(たぶん中世的な)世界で起こることが決まっていたかのようだ。

しかも、その後、患者は 聖母マリアを名乗る者の声を聴き、〝皆の苦しみの運命を背負うために、あなたには死の使命がある〟という強烈な啓示(?)を受け、後日、その人は死んだ。

私達の見る夢は、私たちの文化的な記憶によるところが大きい。一般的に、私の中に宇宙がある…というのが統合的な認識であり、夢の中に現れるあらゆる現象は、パラレルワールドも含む、宇宙の総体であると考えられる。(正確には、4象限の個人の側面が強い。現象学的リアリティが、現実のリアリティの大部分を占める。一般に、粗大領域では、現象学的リアリティは、現実のリアリティのわずかな部分しか占めない。)

そして、取り憑きとは、今、現実に他次元で存在している人物との、現象学的合一である、と考えられるかもしれない。

つまり、あなたは、今、中世の気違いのそばにいる。そして、彼を自分自身だと思っている。霊能者が行うことは、彼はあなたではありませんよ…。と、現象学的なパラレルワールドとの同一化を解くことにある。

今までの科学では、取り憑きは現象学的な事実でしかなく、それは、現実の、社会・文化的な重荷とは関係の無いものだと理解される。ところが、パラレルワールドの夢科学を応用すると、そうでは無いことが分かる。事実、その人の結末は…。

〝名前を言い当てる〟とは、社会・文化的な人格を認める、ということである。(ただし、彼らは、その次元で、宗教的偉人と同一化しているだけだと考える。患者は、さらに彼らに同一化している。)

もしそうなら、夢にあまりにも感受性が高い人は、危険である。まわりからの支えが必要であろう。

ここでの感受性とは、微細領域でまだ意識を保てないのに、その現象に食われてしまうことを指す。つまり、解決法は、瞑想や観想で、意識の状態‐段階を鍛えることであり、夢の中で起こる実際の現象と脱同一化することである。(が、それはすごく難しいのだろう。)

周りの理解が無かったため、その人は死の道を辿った。自称マリアは、むしろ観想的な試練である。(観想的な伝統では、苦行が存在し、修行者は好んで行った。むりやり言うと、リボーンの10代目の継承の試練はこれに当たる。1世~9世は、今現実の別の次元に存在する人々である。)

現代のスピリチュアリティ(のライン)の早急な復旧が求められている。


~ ♢ ~

現代から遠い未来にまでタイムトラベルした場合、創発を考慮しないのなら、例えば1000年後は、無数にあり、どんな場合でも説明できる。が、創発定義後は、その世界の歴史を調べたとき、1000年前(現代に当たる。)の歴史は今とぴったり合うのだろうか?ズレるのだろうか?(今の世界の方が創発して新しい。)それとも、今からズレるのだろうか。

はっきりとは分からない。ただ一つ言えることは、歴史はズレてゆく。そして、タイムマシンが発明される前と後とでは、歴史のズレは全く異なる速度を示す。


♢ 6次元パラレルワールドのアップデート (多次元パラレルワールド)

図i.jpg

グラフ9で、O(現代)よりAの方が、歴史の展開が遅く、AよりBの方が歴史の展開が遅い。(B⊂A⊂O)

Oよりの方が歴史の展開が速く、よりの方が歴史の展開が速い。(10年バズーカはO、A、Bで説明できる。)

x軸(時空間)のかわりに、X軸(ヴァリエーション)を取ると、さらに多次元なグラフになる。図の直線に重なり、点Oを通る直線を無数に描けば、O(現代)から、様々な過去や未来に行くことができる。なお、点Oの位置に点Aを持ってくれば、さらに無数の直線ができる。この2つのグラフを、O,A 共通の一直線を除いて独立している(他のすべての直線は重ならない)とすると、今いる世界から、無限にタイムトラベルできる世界が広がる多次元グラフができる。

OからAにタイムトラベルする時も、OからBにタイムトラベルする時も、図の直線を通るとすれば、OからBに行くとき、Aも通ることになり、電車の駅のように、パラレルワールド上で迷うことも無くなる。


~ ♢ ~

非常に簡略化になるが、これ以上はナンセンスだ。

現代から行ける10年後はひとつなのか複数なのか?夢で行くことができる世界の範囲はどうなのか?歴史は創発によってどの位ズレていくのか?私達とは全く違う歴史の世界(私達が存在しない世界)にも、行くことができるのか?パラレルワールドやタイムマシンは存在するのか?

これらは神秘として、私達の心の内にそっと しまっておきたい。

決して、論理的に、ガチガチに固めることで、解き明かすことが、すべてではないのだから。


☆★☆ この論文は、私達の現象学を理論化しようと試みたもので、フィクションの中の現実性を描いている。☆★☆

(2010年2月上旬)


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posted by とど at 23:27| Comment(0) | とどのパラレルワールド | 更新情報をチェックする